アイスプラント
2010年 05月 07日
最近よく名前を聞くアイスプラントという植物です。今年少し苗を作ってみました。
葉に結晶化した塩がつく事で、ちょっと塩辛い葉野菜みたいな感じで食べます。
この塩分は土中から吸い上げて、それを葉の表面に出してくるもので、塩分の高い環境にいる海辺の人が育てるのに良いと思います。
逆に言うと蔵王で育ててもあまり面白いモノではないのかも。
葉に着く塩分は土中から吸い上げるものなので、その環境になかったら多分大して塩分がでないだろうし。
塩分が高くなってしまった土環境を浄化するのには有用だけど、そんな環境じゃなければあまり意味がなさそう。
“塩水をかける”なんて話を聞きますが、遊びとしては面白いけど、野菜として育てるのにその行為はちょっとねぇ。
“食べる時に塩かければ良いじゃん”ってなります。
それとこの植物は乾燥条件にならないと葉に塩分つかないだそうです(乾燥条件にして光合成の回路を変えないといけない)。
普通に水を与えてすくすく育てると、ただの葉っぱになってしまうんですね。
そこの所要注意です。
実験植物としては面白いので、試しに育ててみてはいかがでしょう?