販路開拓マッチングマーケット
2010年 10月 25日
これは首都圏の販路に精通した専門家の意見を聞く相談会です。
“販路開拓”という言葉で、“うちのハーブティーって大量に生産できるわけでもないし、まだ商品として固まっているわけでもないよなぁ”とか考えたんですが、商談会というよりも相談会という事なので、恐る恐る参加してみました。
講師の人達の話を聞いたらすごい人達ばかりでした。自分の話するより色んな活動とかの話をただ聞いているだけで楽しそう。
私以外にも参加企業がいて、合計7社が5名の専門家に個別面談をしてアドバイスいただいたのですが、総じて言われた事はメーカー側がこちらの想いを一方的に語り過ぎて、お客さんにとってどうとかいう部分が伝えきれていないという事です。
作る上でのこだわりや想いは必要なんだけれども、それがお客さんにとってどんな良い事があるとか、こういう時にいかがでしょうという提案がないといけないようです。
どんなお客さんが、どんな場面で使うの?という部分をもっと細かくイメージして提案する必要があるようです。
既存のハーブティーが苦手な人でも美味しく飲めるハーブティーとして展開しようとしているわけですが、具体的にその飲ませる人って誰よ?という部分とか、やっぱりこういうの興味もつの女性だよなと思っていましたが、あえて今まで飲んでいなかった男性陣に展開してみては?とか、今までちょっと考え方が狭かったなぁという事を痛感しました。
とにかくお客さんがそれを使う“シーン”をどうイメージするかが大事のようです。
自分は普通に飲んでいるけど、じゃあ一般的なサラリーマンやOLの人がどんな生活をしているんだろう?とかそういう事をある程度イメージできないと“それ”を提案する事はできないよなぁ。
なるべく会った人にどんなスケジュールで一日が過ぎていくのか聞いてみる必要がありますね。あえてお茶を飲んでいる時間はないけど、一日のこの時間はお茶飲めるよねというのが見つかるかもしれない。
あとは情報の伝え方ももっとパッと見で伝えられるようなビジュアルを意識する必要があるのも感じましたね。
いくらストーリーがあっても、まず興味を持ってもらえないとストーリーを聞いてもらえない。
ちょっとスケジュールタイトなんだよなぁとか思いながら参加しましたが、とても良いお話が聞けました。
頭の中がガシャコンってなった感じです。がらりと考えた方が変わりました。
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