蔵王の行革
2006年 07月 19日
前回と違って今度はある程度全体のデータが渡されました。
この経費が高いのか安いのかはでぱっとは分かりませんが、
なかなかここから削るのは大変そうです。
やっぱり新規事業や不必要な道路工事の凍結という話になると思うんだけど、
意外とそういう事を言う人が少ないのが謎。僕がおかしいのか?
過剰投資が原因で金が無いのにさらに投資するって普通に考えておかしいだろと思うんだけどなぁ。
まぁ新規事業を削っただけでも足らないから、もっと考えないといけないけど。
多分内部のコンピュータシステムはコストかかりすぎている気がする。
素人が手を出せない領域だから業者が上手い事とっているんだろうな。
借金返済の7億(利子1.4億)もきついよなぁ。
なんとか支払い遅らせたりできないものかな。借金はございんホールの影響が大きいと思うけど。維持もかなりかかるみたいだし。
補助金もらえるからとか国から交付税が増えるからとか言って無駄遣いする体質がダメなんだよ。使わないのが一番安いんだから。
農家もそういう体質の人が多い。補助金で半額でるからと無駄に立派な施設作っちゃったり。立派にする意味があるものであればいいけど、その中の生産物からあがる収量とのバランスをまず考えるべきなのに。むしろボロハウスで収量取れるのが理想なんだから。なんか研修旅行とか行くと施設の立派さばかり気にする。施設の立派さじゃなくて商品の立派さや経営内容が大事だと思うんだけど。
“行政って何の為にあるのか?”という事と、
“行政の仕事って何なのか?”という本質的な事をもう一度考え直す必要があると思う。
以前“行政が必ずやんなきゃない仕事って何ですか?まずそこを抑えて、それから事業とか他の部分を考えればおのずといるものいらないものが見えてくるのではないですか?”という問いかけをしたら、“別に法律でこれをやらないといけないというのは無いです”という答えが返ってきました。そういう話をしているんじゃないんだけどなぁと思いつつ、そこをツッコンで生意気な若造キャラになると面倒なので、“そうなんですかぁ”と引き下がりました。
国にしても地方にしても、日本の経済の成長期にいい加減な事やったり甘い汁を吸っていた人間のせいで財政がえらい事になってしまっているのに、その人達は退職してるかもうじき退職でしょう。若者は前任者の尻拭いでえらい迷惑な話。選挙の時に若さをやたらウリにする奴を見て、若けりゃ良いってもんじゃねぇぞと思っていましたが、後10年生きれば良い人間に30年後の事考えろって言っても無理な話。意思決定の場には未来を考えざるをえない人間を置いておく必要があるなぁと最近つくづく思います。