第二回農楽校
2008年 08月 24日
午前中は不忘地区の佐久間さんのお宅で酪農体験。ここは体験の受け入れを積極的に行っている所で、短期間泊まり込んで働く事もできます。
牛舎に入って牛の説明をしていただいて軽く餌をやってみます。なんでも牛は一日60kgも餌を食べるそうで、胃袋の大きさを教えてもらったら“ほとんど胃袋じゃん”って感じです。
でっかくてはじめは圧倒されますが、意外に人懐っこくてかわいいもんです。
その後は乳搾りをさせていただきました。これは初体験。気持ち良いくらい勢い良く乳がでます。1日当たり1頭あたり数十リットル出るそうです。
その後バター作りをしました。生クリームと生乳を混ぜたものを思いっきり降ると凝固してバターになるようです。市販の牛乳では処理中に酵素かなんかが壊れるので、振ってもバターにはならないそうです。クリーミーでおいしいバターでした。
佐久間さんはとにかく説明が上手で本当に勉強になりました。酪農という仕事を消費者の人達に理解してもらうという想いがとても感じられます。ますます農業の経営が大変な世の中ですが、これだけ手間がかかるのでこのぐらいの価格はかかるんだよという事情を消費者の人達に理解してもらえない事には産業全体がつぶれてしまうので、そういう努力ってとても大事だと思うので頭が下がります。私は意見の違う人に対して自分の意見を理解してもらうという努力をほとんどしない人間(めんどくさいから)なので、本当にすごいと思います。少しは見習わないといけないなぁ。
午後は大根まきだったのですが、雨が降っているので断念しました。
作業自体はできそうな感じがするのですが、あんまり雨でぐしょぐしょになった土に播いて覆土してしまうと発芽に影響するらしいです。
まぁせっかくなので、どんな感じで種をまくかだけ解説してもらいました。
また日を改めて播きます。
週刊予報だと本当に驚くほど晴れない(1週間は晴れなさそう)ので、いつ播けるんだろう?って気もしますが、最悪多少天気悪くても播くようになるんだろうなぁ。