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リナロさんの旧暦ごはん講座

リナロさんの旧暦ごはん初級講座に通い始めました。

自然のリズムを意識した、体に良い食を学ぶ講座です。
旧暦は月の満ち欠けで作られた暦で、立春を一年の始まりにして新月から次の新月までをひと月とします。
明治維新で西洋から持ち込まれた太陽暦が採用されるようになるわけですが、その前の暦は日本の風土を意識して作られて使われていたものなので、その季節の節目節目に食べられてきたものには意味があるわけですね。
旬の食べ物を食べる事を美味しく学ぶといったスタンスです。

使う食材。
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さつまいもやキノコ、梨など秋の味覚がこんもり。

今回はキノコと菊を散らした玄米ご飯です。
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肉・魚は使っていないんですが、しっかりダシが出て美味しい。
キノコや昆布だしがうまみとしてよく効いてます。
細かいテクニックも教えていただいて、なるほど~な感じです。
私はいつもカツオだしを使ってしまうので、昆布だしも今度チャレンジしてみようと思いました。すごく上品な味になりますね(*^_^*)

私の料理って食べたいものをどう作るか?って事から始まっているので、知識が偏っているんですよねぇ(^_^;)
ちょっと高カロリーで、子供が好きそうな物が多い感じ。
もう30も超えたのだから、こういうシンプルで健康的な料理も少し作れるようにならないとなぁ。




これから書くのは今回の先生の話を聞いて感じた私なりの解釈と感想です。

解釈がずれている所もあると思うので、詳しく知りたい方は直接講座を受けてみると良いと思います(^^)



人間も自然界の一部で、自然界の大まかな流れの影響を受けて生きているので、その時期その時期に採った方が体にとって心地よい食べ物というのがあるわけなんですね。

季節ごとの大きな流れと食べ物の旬というものが影響するんです。なので近くで採れた旬の物を食べる事が体のリズムと調和するという事なのでしょうね。
遠い所の作物の旬は、別の土地にある自分の体のリズムとは合わないという事で。
別に季節に合わないものを食べちゃダメって事じゃないけど、そういう物を食べた方が自然に体調の為には良いという事でしょう。


自分が普段生活していて、季節や気候条件に体調や感情が影響されている自覚はかなりあるので、その話を聞いてすごく納得しました。
僕のイメージだと、春の植物の芽吹いている時って、なんとなくテンションが上がって、新しい事を始めるような気持ちになるし、夏は暑いもんだから汗たくさんかいて疲労はあるんだけど、日が長いから気だけは張っているので、なんだかたまに疲れの反動がどっときたりします。秋になると少し気持ちが落ち着いて食べ物が美味しいからついつい食べてため込んで、冬は日も短くて寒いからじっとしてようって気になります。寒いと動きが鈍くなります(^_^;)

短いスパンのリズムを考えても、私は正直に晴れていると気が張るし、雨が降ると気が落ち着きます。晴れると早く目が覚めるし、雨が降ると暗いので目が覚めるのが遅くなります。

自分の“意志”とされているものも自然環境の影響を多分に受けるんですよね。
言われてみると当たり前の事なんですが、自分が自然環境の一部にある事をあらためて意識すると見えてくるものが変わってくる気がします。

という事は農産物や食べ物にもそういうリズムみたいなものがあるわけですね。
ハーブを見てても季節によって違いますからね。
春先や夏はどんどん伸びるんですけど、秋になってくると葉が固くなって、冬ごもりの準備しますもの。
果実を収穫する作物なんかは正直にそういうものがでるんでしょう。

そういう視点で農業をとらえてみるとまた違ったものが見えるかもなぁ。


私としては“心身ともに健康的で幸せな暮らし”というものを作る為にハーブや農業がどうあれば良いのか?という物を意識して、それを提供すべく進んでいけたらなぁという想いがあります。
なかなか到達できるものでもないし、まだ“それ”が何なのかもかっちりとは分かっていないので、今の所はまだまだ手前の方でのたうちまわっている感じですけどね(-_-;)
仕事引退するまでにはそれに対する“絶対的ではないにせよある一つの答え”というものが作れていたら幸せだなぁ(^^)

そんな未来を夢見つつ知識を積み重ねていこうと思います。
by hiraqT | 2011-09-21 00:05 | ・食ネタ | Comments(0)

蔵王のハーブ農家の日常です。(株)ざおうハーブ(http://www.zaoherb.com/)


by zaoherb
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