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スローな岩手に学ぶ旅~短角牛生産者下館さん

ランチの後は短角牛という肉牛の生産地である久慈市山形村へ。
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生産者の下館さんです。
丁寧に短角牛の解説をしていただきました。

短角牛は骨太で赤毛のタイプの和牛。
すごいのが、4月~10月の間山に放牧して自然のまままま育てるという育成スタイル。
親が放されて、自然の状態で交配して出産し、子連れの状態で山からおろしてくるんだそうです。飼料は100%国産飼料で育てているそうです。
間違いなく健康な牛ですよね(^^)
しっかり運動していて、いわゆるサシの入る脂の多いタイプではなく、赤身を味わうタイプの牛です。

脂が入っているのをヨシとする市場性から評価が低かったのですが、その価値を認める料理人だったり、大地を守る会のような団体のおかげで、だんだん認められてきたそうです(震災後の放射能の風評でだいぶダメージを受けているみたいですが。岩手の中でもだいぶ北の方なんですが影響するんですね...)。そう言えばこの間の伊藤農場の島豚KAZUGOROも大地を守る会に出荷していたなぁ。
私も昔仙台のエノテカイルチルコロさん(過去記事)でいただいた事あります。食べた時に美味しかったし、短角牛ってしっかりうたってあったので美味しい牛として有名なんだろうと思っていたら、昔はそんな扱いだったのか。
“美味しい”の基準をどう考えるかなんですよね。色んな“美味しさ”があるのに、どうも方向性がかたよってしまう。


山からおりてきたら、肥育されて出荷されるそうです。
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自然繁殖だから生まれる時期が同じなので、そしたら出荷の時どうなるのかな?って思ったんですが、やっぱりそれは生まれてから出荷までの月齢に幅が出るみたいで、だいたい24ヶ月から34ヶ月くらいの間に出荷されるようなイメージみたいです。
だったら美味しい旬の時期ってのが出てきそうですね~って話をしたら、人によって好みがあるみたいだけど、シェフの話だと26ヶ月くらいが良いって言う人が多いとの事。
牛肉に旬があるって面白いと思いますね~自然分娩ならではな感じがするし。


闘牛イベントもやっているので、闘牛用の牛も飼っています。
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なんか強そう。
顔つきも違う気がします。
雄の肉って美味しくないので、去勢されてしまうそうなんですが、闘牛用の牛と種牛のみ残されているみたいです。
闘牛用の牛がそのまま種牛にならないってのが興味深いですね。
強いだけじゃダメなんですね~
強いけど美味しくないとか、飼いづらいとかあるのかな。


下館さんのうちの犬です。
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犬小屋より明らかに大きく育ってます。


その後JAの職員の方(次の予定があって忙しそうでしたが)に、放牧する農場に連れて行ってもらいました。
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120haあるらしく、見渡す限り放牧地です。
牛が見えないと探していたら、かろうじて発見。
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見えるかな~?
丘の切れ目にちょろっと茶色いのが見えるんですけど。


放牧の際は母牛50頭に対して雄牛1頭くらいの割合で放すんだけど、ほとんどの牛が受胎するんだとか。
その雄すげ~なぁ。
by hiraqT | 2012-09-06 18:05 | ・旅ネタ | Comments(0)

蔵王のハーブ農家の日常です。(株)ざおうハーブ(http://www.zaoherb.com/)


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