入江悠監督のお話を聞きに行ってきました
2013年 02月 28日
こんな近い空間で入江監督の話を聞けるとは感激です(>_<)
学生さんを中心に一般的の人がちらほらと30人くらいいたかなくらいの会場でしたが、サイタマノラッパー123全部観た人が僕ら兄弟くらいしかいなくて驚き。皆ファンだから来たんじゃないんだな。
はじまる前に「いや~神聖かまってちゃんの方の映画は観てないんだよな~」とか言ってましたが、むしろよく観てる方だった。
ふたり並んで手を上げてたので、目立ったみたいで、進行の方から「同業者の方ですか?」と聞かれて、「兄弟で農業やってます」と言ったら「映画監督を目指してるの?」という意味だったらしい(^_^;)
でも兄弟で農業やってる人間が来てるというのが監督にはちょっとひびいた部分があるらしくちょくちょく話題に出してくれました(^^)
まずサイタマノラッパーの1作目は200万で撮ったという話を聞いてそんなもんで撮れるの!?と驚きました。
機材は借りる。役者は友達を中心に、宿泊は監督の実家。ご飯は皆でカレーを作る。お金がかかったのは衣装代。
大学(日芸)時代に自主映画を撮っていたそうなので、お金がかかるポイントがわかっててやりくりがうまかったんでしょうね。
このぐらいのお金だったら自治体レベルで予算つけて地域を舞台にした作る事だって可能だよな~
センスの良い監督に巡り会えるか?というのがすごいポイントになりますが。
アメリカでは卒業制作でも1000万とかかけて作ったりするそうです。桁が全然違いますね。普通にプロに依頼したりしながら作るそうです。
必ずしも“うまい”事が映画の面白さにつながるかどうかはまた別なので、サイタマノラッパーなんかはそれを逆手にとってうまく着地した感じがありますね。
うだつの上がらないラッパーが主人公なので、ラップ下手でも全然問題ないし。
サイタマノラッパーは1シーン1カットと言って、あまりカットを使わずに長回しを多用する手法をとっているんですが、その話も結構面白かったですね。
長くやる分全員がOKでないとと終わらないので、何回も撮りなおしたそうです。これは自主映画だからできるけど、時間効率悪すぎてメジャーでは絶対できない事なんだとか。
サイタマノラッパーのシーンでは引きの画で第三者目線な感じの画が多く、これ客観的に観るとちょっと気まずくて面白いよねみたいな感じが出てるんですよね~
脚本の大切さを語っていたのも印象的。
監督が自分で脚本書かなかったとしても良い監督は書こうと思えば書けるものだそうです。
脚本家に脚本書かせるとぶつかったりしませんか?という話に関して、他の人が書くと自分の発想にないものが出てくるからそれはそれで面白い、映画って他の芸術(絵画とか写真とか)と違って総合芸術であるからこその良さですよねって話を聞いてなるほど~でしたね。
とにかく撮ってみる事だというお話だったので、平間兄弟で映画作ってみたいですね~
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