3日目は帯広方面へ。
六花の森。
お菓子で有名な六花亭が運営している庭というか森。
園内には美術館が点在しています。
植栽もされているんだけど、ごちゃごちゃ植えずに抑制が効いていてすごいセンスだなと思いました。あくまで森の中を歩いているような感覚。
原生してる植物で現地では雑草と呼ばれてそうなエリアの脇に道をすーって引いてるだけで良い雰囲気になってて、庭造りってどう道ひいてゾーニングするか?だけでも成立するんだなと思いました。
美術館もそれぞれ規模小さいけどコンセプトや内容が良くて、自然を歩きながら美術館巡りができて、さらに美味しいお菓子も食べられるってなんてステキなところなんでしょ。
今回初めて知ったんですけど、50年以上前から地元の子どもたちの詩を集めた冊子を毎月出してたり、地元の文化とか教育にも力入れてやってるんですね。
ちゃんとしてるな~
企業としての姿勢にただただ感服。
次は紫竹ガーデンへ。
紫竹さんという庭好きな人が作った庭みたいですね。
テクニカルな所はとりあえず置いといて花や庭が好きなんだろうな~と愛を感じる庭でした。たまに草とりとか追いついてない所あるけど、それでもあんまり気にならない。これはこれでアリな感じ。そんなにスタッフいるようでもないので、よくこの面積やってるなという印象。
ガーデニングショップや飲食店も併設されていて、お客さんずいぶんいましたね。ちょっと出かけてお茶して帰るのにはちょうどいい感じなのかな。
あとは千歳空港から飛行機で帰ってきました。
千歳空港がテーマパーク化してるのもかなり驚きました。
ドラえもんとかキティちゃんのショップがあるし、映画館もある。飛行機に乗る人だけでなく、地元の人が遊びに来るスポットにもなってるそうですね。
考えてみれば北海道中の物産や飲食店も揃うし、普通にあの辺の人が遊びに行っても楽しいでしょうね。
観光客が行く店って地元の人行かなかったりするケースがよくあるけど、平日の事考えると地元の人も行くような店の方が続けやすい。
JRの駅が商業施設化している事考えると単純に人が集まる所に何か別の機能をつけて厚みを持たせる発想って他のケースにも応用できそう。
今回巡った北海道ガーデン街道。
今回行ったのは地図上で言うと2、3、7、8。
なかなかの距離感ありますが、これをひとくくりにして街道にしちゃうスケール感に北海道のすごさを感じます。
あえて広くして途中に宿泊くみこむ形にするって考え方もあるんですかね。今回4つしか行ってないけど、それぞれにクオリティが高くてこれは遠くからでも行く価値ありますし、ツアー組むのには良いかもな~