毎年恒例の2023年振り返り。
初めにテーマを「再築」としましたが、その通り「再築」な年でした。
それがなかなか生みの苦しみみたいな所があって、苦労はしました。
まず春先のネギ苗が大きくなる前に低温に当たった事で、数百万分の在庫が枯れて売上が減。
それに加えて、下請けで新しく始めた苗を作る仕事が思った以上に手間のかかる仕事で、そっちの方に頭を使う事で既存の仕事に支障が出まして、思うように行かなかったです。これは1年やった事でどういう感じなのかわかったので、来年はうまくできるようになると思います。
青果としてのハーブは売上増えてきたのですが、夏の異常な暑さによって枯れたり調子悪くなって供給がうまく行かなくなって苦労しました。
夏に暑くて雨が降らない事で、キャベツや白菜などの秋に植える野菜苗が売れなくてロスが大量に出ました。白菜だけは夏に売れない分秋に飛ぶように売れて取り戻した感じがありましたがトータルではきつかったですね。
秋暑い事で秋の玉ねぎ苗も苦労しましたが、弊社以上に苦労した所があちこちにあって、結果的に売上は増えました。
春先はワークショップ色々開催していたのですが、夏ごろから忙しくなって開催できなかったですね。
本来は秋くらいにやるつもりだったのですが。
夏の生産につまづいたのがもろもろに影響しました。
9月に遠刈田で遠刈田ゆるフェスというイベントを開催しました。
去年あたりから若い移住者中心にしたメンバーが月一で集まる会に参加していたらそのメンバーがイベントやりたいねって事で、企画されたイベントで今回はハーブをテーマにしたメニューを遠刈田の商店やイベント出店者が提供するものでした。
なんやかんやでお客さんもたくさん来て良かったですね。
初回という事で準備は手間がかかりましたが。
この夏から再び蔵王町の農業委員になりました。
農地管理をチェックする役割です。
12年前に就任して6年やったのですが、6年前に再任されなかったのを機に、やるつもりなくなったのですが、若い人がいないって話をされてじゃあまたやろうかな?という事で手をあげてみました。
この6年でソーラー案件が激増してるなという印象ですね。
以前はほとんどなかったのですが。
ソーラーを否定するつもりはないのですが、雑にやる人がいるみたいなので、その辺のチェックは必要でしょうね。
今年になってコロナによる制限がほぼなくなりました。
コロナきっかけでなくなったものも多く、元に戻るというより、また別な社会になるのでしょう。
資材が高騰したり物資調達ができなくなる事は引き続き起きてますね。
既存のスタイルだと続けるのがしんどいので、変更が必要かな?と思うのですが、それは同業者にも起きてるようで、やれる人いないからやってくださいと頼まれる事も増えてます。
単価とコストの兼ね合いで、やれるかやれないかの線をにらみながら、仕事を選らんでいくという感じですかね。