だるま杉―蔵王ディスカバリツアー
2006年 10月 17日
10/15の蔵王ディスカバリーツアーで撮った写真です。かなりでかくて驚きました。しかも所在地が民家の中でよくわからない場所にある。遠くから見ると山と同化しているから目立つわけでもない。蔵王に住んでいながら存在に初めて気付きました。昔は木登り名人がいて(今は亡くなっている)、その人がするすると登っていって木の枝切りをしていたそうです。一度腐ってダメになりそうだったものを住民のみんなで守った木なんだそうです。
株元に行ってみると樹脂かなんかで補強された跡があります。
その木の裏には安産の神様が祭られています。
土が盛り上がっているのが妊婦のお腹で、穴の開いている所が産道なんだとか。
石碑の裏に彫ってあった詩?です。
ダルマダルマ
アーダルマ
アーダルマダルマ
アーダルマ
って読むのかな?意味不明です。
芭蕉の松島や~の俳句とかけているのでしょうか?こんな事をわざわざ石に彫る神経に拍手です。
一応祭られている安産の神様がダルマさんっていうみたいです(うろ覚えの知識)。
ホントにわかりづらい場所にあるし、行ってみるとコンバインが置いてあったりとかなりどうでもいい扱いを受けているような気がしないでもないですが、地域の人達が一生懸命守るだけあって、すごい木です。僕の中の穴場マップに登録しておくことにします。今度友人が来たら連れて行こう。