ローズマリーの植え替え
2008年 05月 10日
確かに本にはそんな事が書いてあるのでこういう疑問が生じますね。多分他にも同じような事を思っている人もいるだろうという事で今回はローズマリーの植え替えの解説を載せます。
結論を先に言うと、鉢に植えられているものに関しては、古い根を削って新しい土を入れて同じ鉢に植え替える事が可能です。
ただし地植えされているものを掘り取って植えかえると枯れます(この時に全く根を傷つけずに周りの土ごと植えかえればなんとかなるかもしれませんが)。
一年以上植えかえていないローズマリーです。
下の方は根がパンパンになっていて新しい根が出るスペースがありません。
そこで詰まっている部分を取ってしまいます。
多分3分の1位はとっても大丈夫だと思います。
新しい土を入れて水をあげれば完了です。1ヶ月もすれば新しい根が出てきているはずです。その頃に覚えていればその後の経過をアップします。
本に根を傷つけちゃダメと書いてあるのは多分その方が無難だからです。本に書いてある通りにやって10人に一人でもそれをやった事でダメになってしまったら、クレームが来て大変ですから(それだったらこんな事ネットに書いていて良いのか?って気もしますが)。
実際、地植えされている物に関しては根を傷つけちゃダメというのは正しいですし。
多分地植えした場合(直根がまっすぐ伸びて行く)と違って鉢植えは根鉢が形成されるので、普通にちょっと根鉢を崩した位だったら、根のどこかが切れてもどっかには無事が根が残っているからその根を使って体が維持できて、しばらくしたら切られた所の根も再生していくって事なんだと思います。
意外とダメ元でやってみると基本と違う事をやってみてもなんとかなる事があるものです。私の知り合いは地植えされているラベンダーを真夏に掘り取って移植しても全部助かりました。おススメはしませんが。
うちとしては何年かに一度買い替えてもらった方が助かりますが、ひとつの株を大事に生かし続けるのも園芸の醍醐味ですから、同じように悩んでいる方は試してみてください。その分の予算を1年で枯れるもの(バジルとか)に回してもらえると助かります(笑)