納品伝票の印刷
2009年 03月 16日
ホームセンターに納品する時、店によりますが大抵の場合は複写式のチェーンストア納品伝票を添付して納品します。発注データが上がってきた物をそのまま納品伝票にしてしまうケースと、FAX等で上がった発注を納品業者がデータに起こして納品伝票を作るケースがありますが、伝票を起こして商品に添付するのは共通。
うちの場合は問屋さんがその伝票を起こしてこちらに郵送して、郵送された伝票をこちらが箱に添付して出荷するという流れになっています。生産者としてはホームセンターと直口座を開かない限り必要ない物で、基本的に直取引はやるつもりもなかったので、まったくこの業務に関してはノータッチで来ました。
ところが今度地元の数店舗に限りホームセンター向けの野菜苗を納品する事になり、自分の所で納品書を発行する必要にせまられる事になりました。手書きでも良いという事ですが、こんなものイチイチ手書きしていたら大変だという事で、問屋さんがやっているように専用のドットプリンタ(複写できるタイプのプリンタ)を購入してうまく印刷できる方法を探していましたが、今日になってようやくうまくやれるようになりました。
伝票印刷用のソフトも買ってみたのですが、細かい所で不便を感じる部分があったのと、伝票の為だけにソフトを導入してデータの打ち込みをすると、無駄なデータ打ち込みが増える上に混乱するかなと思って、現在販売データを管理しているアクセスのデータから引っ張って印刷できるようにできないかとこの2週間位悩んでいましたが、とりあえず今までのルーチンにオプションの作業を加える事で印刷できる事に成功しました(まだ改良点はあるが)。なんか長い間モヤモヤしていたものがとりあえず解決したので、今日はとてもスッキリした気持ちになりました。本当はものすごく嬉しいんだけど、この喜びは誰とも共有できないんだよな。ここを悩んでいたんだけどここをこうしたらうまく言ってさぁみたいな話をしたくても、誰もわからない。仕方ないから今日は一人で乾杯します。
事務システムを作るのって地味で孤独。椅子に座って考え事しているのってはたから見ているとサボっているみたいだしなぁ。パズルを解いているみたいで出来るととても楽しいんだけど、これができないと仕事に影響するというプレッシャーの中やっているのはツライ。普通にこなせている仕事を改良するのは失敗しても支障はきたさないしうまく言ったら気持ちいいので楽しいのですが。
これでホームセンターと直口座をとって自分の商品プラス仲間の商品を納めるなんていう問屋業に近い事もできます。営業力があるわけでもないし、提案する商品がたくさんあるわけでもないので、基本的には問屋業は問屋さんに任せて(企画には携わるとしても)しまって、こちらはあくまで商品づくりというスタンスをとるつもりですが、周りから要望があった時にはやれる形をとっているにこした事はない。